当ブログで使用する用語(家関係)を集めてみました。随時更新します。
あ行
足固め(あしがため)
柱を固定するための横架材のこと(下の写真の赤線部)。近年の在来工法ではほとんど用いられない。
いぶし瓦
素地の状態で瓦を焼成し、後にプロパンガスや水で希釈した灯油などを用いていぶし、瓦表面に炭素膜を形成したもの。
SPF材
Spruce(えぞ松)、Pine(松)、Fir(もみ)の頭文字から来た名称で、3種の木材が混在したもの。ツーバイフォーの枠材やDIY用材として広く使われる。やわらかく加工が容易だが水に弱い。
大引き(おおびき)
床構造の一部で根太を支える部材。
大棟(おおむね)
屋根の最上部に水平に設けた棟。
か行
片流れ(かたながれ)
屋根形状のひとつで、傾斜が一方向に流れているもの。
切妻(造)(きりづま)
屋根形状のひとつで、屋根の最頂部の棟から地上に向かって二つの傾斜面が本を伏せたような山形の形状をしたもの。
下屋(げや)
母屋 (もや) に差しかけて造った小屋根。また、その下の部分。
さ行
主筋(しゅきん)
基礎などの鉄筋コンクリート造で一番力がかかる方向に配された鉄筋。
スウェーデン式サウンディング試験
地盤調査法の一つで、ロッドを地面に貫入して地盤の強度を測る。
筋交(すじかい)
柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材。
隅棟(すみむね)
入母屋(いりもや)造・寄棟造などの屋根で、屋根面が互いに接した部分にできる、隅に向かって傾斜した棟。
セメントミルク
セメントを水だけで練ったもの。地盤改良法の一種で、基礎の下に竪穴を掘り、セメントミルクを流し込んで強度を持たせる。
た行
耐力壁(たいりょくへき)
地震や風などの水平方向の力を受けた時に抵抗する壁。
竹子舞(たけこまい)
伝統的な和風住宅の土塗壁の下地に使う細長い材のこと。
垂木(たるき)
木造・鉄骨構造などの建築における小屋組構造材。
付け庇(つけひさし)
庇(廂、ひさし)は、家屋の開口部(窓、出入口)の上に取り付けられる日除けや雨除け用の小型の屋根のこと。
妻側(つまがわ)
勾配屋根のかけられた建築物の棟に、直角方向に平行材が渡される両側面のこと。
底盤部(ていばんぶ)
基礎の底面に当たる部分。
胴縁(どうぶち)
壁の板材などを支える部材。
土台(どだい)
基礎の立上り部にボルト締めされる部材。
な行
布基礎(ぬのきそ)
逆T型の断面の基礎。家の周囲や壁の部分に立上りを設ける。
根入れ(ねいれ)
基礎を地面へ埋め込んだ部分。
軒(のき)
屋根の端で壁などから張り出した部分。
野地板(のじいた)
スレートや瓦など屋根材の下地材のこと。
は行
平側(ひらがわ)
棟に平行に平行材が渡される両側面のこと。
引掛桟(ひっかけさん)
瓦の裏面にある突起を引掛けて、瓦のずれ落ちるのを防ぐ桟木。
べた基礎
建物の直下全面を鉄筋コンクリートにした基礎。
防火地域(ぼうかちいき)
都市計画法で規定される「市街地における火災の危険を防除するため定める地域」。
方形(ほうぎょう)
屋根形状のひとつで、寄棟の一種でもある。屋根を上から見たときの中心点から四隅に棟が降りたもの。
ま行
棟(むね)
建築物において複数の屋根が交差して稜線を成す部分。
無垢の木(むくのき)
使用する形状で丸太から切り出した木材で無塗装のもの。
木造軸組工法(もくぞうじくぐみこうほう)
日本で古くから発達してきた伝統工法を簡略化・発展させた工法で、在来工法とも呼ばれる。
木造枠組壁工法(もくぞうわくぐみかべこうほう)
耐力壁と剛床を強固に一体化した箱型構造であり、フレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で支える工法で、ツーバイフォー工法とも呼ばれる。
や行
用途地域(ようとちいき)
都市計画法で規定される市街地の大枠の土地利用を定めるもので、第一種低層住居専用地域などの12種類がある。
寄棟(造)(よせむね)
屋根形式のひとつで、4方向に傾斜する屋根面をもつもの。
屋根勾配(やねこうばい)
屋根の傾斜の度合いのことで、角度で表すほか、水平距離10に対しての高さをとり、3/10というような表し方をする。
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